学校長より


 

この度は、ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

 本校は、明治41年に三ケ村(御影・田之岡・百田)組合立八田尋常高等小学校として創立されました。その後、組合立の名称を何回か変え、昭和58年4月1日には、組合立を解消し、現在の地に八田村立八田小学校として分離開校しました。さらに、平成15年4月には八田村、芦安村、白根町、櫛形町、若草町、甲西町の6町村が合併して南アルプス市が誕生したことから、南アルプス市立八田小学校となり、平成31年4月からは、同じ八田地区にある八田中学校と小中一貫教育を進めるため、『南アルプス市立小中一貫校八田小中学校八田小学校』となりました。本年度で、開校以来117年目を迎えます。

 

 本校のある八田地区は、南アルプス市の北部に位置し、南北に国道52号や中部横断自動車道、東西に県道(甲府-芦安線)が走り、この幹線道路の周辺に住宅地があります。また、地区の北側を流れる御勅使川、東側を流れる釜無川沿いには水田が、地域全体にわたり、サクランボ、桃、スモモ、ブドウなどを栽培している果樹園があり、緑と清流の様相を呈しています。

 

 本校では、小中一貫校八田小中学校の教育目標『ふるさとの未来(あす)を創造するたくましい児童生徒の育成 ~知・徳・体の調和のとれた児童生徒の育成を目指して~』をふまえ、『豊かな心をもち かしこく たくましい子どもの育成』を学校教育目標に掲げ、

 1 思いやりの心をもち、礼儀正しく行動する子ども 〔なかよく〕

 2 自ら学び、友と対話し、深く考える子ども    〔かしこく〕

 3 よく食べ、よく運動し、命を大切にする子ども  〔たくましく〕

 

をめざす児童の具体的な姿として、「なかよく」、「かしこく」、「たくましく」を合言葉に、日々の教育活動・教育実践に取り組んでいます。その中には保護者や地域の皆様のご理解とご協力により長く続いている学習や活動もあり、多くの方々に見守られ子どもたちは健やかな成長を遂げています。

 

 さらに、令和4年度から、八田中学校区において学校運営協議会を設置し、小中学校の9年間の教育課程を見通す中で、学校が地域や保護者の方々と目標を共有し協働していくことで、「地域とともにある学校」づくりを推進し、八田地区だからこそできる「魅力のある学校」を目指していくことを確認しました。今年度も、子どもたち一人一人の笑顔がさらに輝くように、教職員一丸となって全力で取り組んでいく所存でおります。

 

                              令和6年4月

                              学校長 石原 裕